MT4をインストールして開いたときのトップ初期画面について解説します。MT4は俺流にカスタマイズできるのが最大の強みですが、まずはデフォルトの使い方を覚える、慣れる必要があります。
MT4(メタトレーダー4)の初期画面の説明
MT4をインストールして起動すると下記のような画面が表示されます。
1.メニューバー
メニューを選択して操作を行います。
- ファイル:チャートの新規作成や保存、デモ口座の申請、リアル口座へのログイン、印刷、プログラムの終了が可能です。
- 表示:ここで説明する気配値ウィンドウ、ナビゲーターウィンドウなどの表示、非表示を選択できます。言語の切り替えや通貨ペアリストの追加・削除などもここで行います。
- 挿入:チャート上に図形、ラインを表示させる機能です。また、インジケーターもここで管理します。
- チャート:チャートの表示を変更することができます。時間足や定型チャートの保存、適用、拡大・縮小などです。
- ツール:新規注文画面、過去のチャートデータを取得する画面、MetaEditor、オプション設定画面を開くことができます。
- ヘルプ:MT4の操作方法のガイドです。
2.ツールバー
アイコンで簡単に操作が可能になっています。メニューバーにある機能のうちよく使われるものがアイコン化されている状態です。
1段目
- 新しいチャートを開く
- チャートの組の管理
- 気配値ウィンドウの表示/非表示
- データウィンドウの表示/非表示
- ナビゲーターウィンドウの表示/非表示
- ターミナルのウィンドウ表示/非表示
- テスターウィンドウの表示/非表示
- 新規注文画面の表示
- MetaEditorの起動
- 自動売買のオン/オフ
- チャートのロウソク足などの設定
- チャートの拡大・縮小
- チャート画面の均等表示
- チャートの自動スクロール
- インディケーターの設定
- 周期設定
- 定型チャートの設定
2段目
- ライン表示
- 時間足表示
ツールバー上で右クリックをして「カスタマイズ」を選択すると、表示するアイコンの設定が可能になります。
3.気配値表示ウィンドウ
「通貨ペアリスト」では取引通貨ペアの売値/買値、Bid/Askが表示されます。
右クリックして「通貨ペア」を選択すると自分の好きな通貨ペアをリストに追加することが可能になります。非表示設定も可能です。
「ティックチャート(秒足)」もタブで表示されます。
4.ナビゲーターウィンドウ
インディケーターやEA(エキスパート・アドバイザー)が表示されます。
お目当てのインディケーターやEAを
- ドラッグしてチャートに落とす
- ダブルクリックする
のどちらかでチャートに反映させることが可能です。
5.データウィンドウ
選択したチャートの4本値が表示されます。通貨ペアの詳細情報を数値で知りたい場合に使います。
6.チャートウィンドウ
通貨ペアごとのチャートが表示されます。
チャートのウィンドウで最小化(タブに隠す)、最大化することが可能です。「_」で最小化、「□」で最大化です。チャートは枠を引っ張れば自由自在にサイズを変更することが可能です。
タブで表示させるチャートを入れ替えることができます。
ぐちゃぐちゃになってしまったら、「ウィンドウの整列」アイコンで整えましょう。
7.テスターウィンドウ
自動売買を行う前にEA(エキスパート・アドバイザー)の検証をすることができます。EAのバックテストに用いられます。
8.ターミナルウィンドウ
口座情報、取引情報、ニュース、シグナルなどの情報が表示されます。
取引:現在の残高と証拠金が表示されます。
- 残高
- 有効証拠金
- 余剰証拠金
運用比率:保有資産に対する運用率が表示されます。
- 保有資産
- 出来高
- 通貨比率
- 残高
口座履歴:口座の入出金情報です。
- 損益
- クレジット
- 入金
- 出金
ニュース:FX業者の配信するニュースが表示されます。
アラーム設定:価格や時刻が指定したタイミングで音を鳴らしたりメールを出す機能です。
メールボックス:FX業者の配信するメールが表示されます。
マーケット:有料EAやカスタムインディケーターなどの購入ができます。
シグナル:有料のトレードシグナルの情報です。
ライブラリ:無料で配布されているEAやカスタムインディケーターをダウンロードする画面です。
エキスパート:EAやカスタムインディケーターーが動作中に出力するメッセージが表示されます。
操作履歴:MT4の操作履歴です。
まとめ
MT4は2005年に登場したソフトウェアですから、一昔前のウィンドウズXPぐらいのソフトの画面構成になっています。非常にシンプルな作りであり、日本語対応もばっちりですので、いろいろ操作をしながらいじくっている間に習得できるレベルのものになっています。
まずは、いろんな場所をいじり倒してMT4の操作を習得することをおすすめします。