海外FXを利用する理由のひとつに「MT4(メタトレーダー4)が使えるから」という方も少なくありません。海外FX業者でMT4(メタトレーダー4)が使えない業者を探す方が難しいぐらい、海外FXではMT4(メタトレーダー4)が定番のトレードプラットフォームになっているのです。今回はMT4(メタトレーダー4)について解説します。
MT4(メタトレーダー4)とは
です。
- ユーザー数200万人超
- 採用しているFX業者も世界200社以上
- 2005年から11年経過してなお人気のトレードプラットフォーム
- 日本語も含めて30言語対応
無料かつ高性能のトレードプラットフォームとして、世界で一番利用されているのが「MT4(メタトレーダー4)」です。
MT4(メタトレーダー4)がここまで普及しているのにはわけがある!
世界で一番普及している理由は
- 自動売買ストラテジー「EA(エキスパート・アドバイザー)」
- 罫線分析ツール「インディケーター」(移動平均線、ボリンジャーバンド、MACD、CCI、Alligatorなど)
の2つの機能の開発が容易であることです。
投資家が自分で分析ツール「インディケーター」を開発したり、自動売買のプログラムを開発することができるので、世界中の投資家が日夜「EA(エキスパート・アドバイザー)」「インディケーター」を開発し続けているのです。当然、開発された「EA(エキスパート・アドバイザー)」「インディケーター」は無料・有料で配布されているため、何千、何万という単にで「EA(エキスパート・アドバイザー)」「インディケーター」が世の中に出回っているのです。
MT4(メタトレーダー4)をはじめて利用する投資家でも、すでに色々なサイトで配布されている「EA(エキスパート・アドバイザー)」「インディケーター」を利用することができるのです。
自動売買も
トレードのテクニカル分析も
自由自在にできるトレードプラットフォームが「MT4(メタトレーダー4)」なのです。
しかも、無料です。
実績のあるトレーダー、有名なトレーダー、投資会社、FX業者のアナリストが開発した「EA(エキスパート・アドバイザー)」「インディケーター」を使えば、海外FX初心者でも高度な分析方法やトレードが可能になります。
MT4(メタトレーダー4)は「EA(エキスパート・アドバイザー)」「インディケーター」が世界中で開発され続けているため、他のトレードプラットフォームではもうシェアを奪い返すのはできないぐらいに差がついています。
実際に、MT4(メタトレーダー4)の開発会社であるMetaQuotes社がMT4(メタトレーダー4)の「EA(エキスパート・アドバイザー)」「インディケーター」がそのままでは使えないMT5(メタトレーダー5)を2011年にリリースしたのですが、5年経過した今でもMT5(メタトレーダー5)の存在感は薄く、MetaQuotes社もMT5(メタトレーダー5)などバージョンアップをするのではなく、MT4(メタトレーダー4)に機能追加をする形に方針転換しているのです。
MT4(メタトレーダー4)は自分の最新バージョンですら太刀打ちできない最強トレードプラットフォームになってしまっているのです。
MT4(メタトレーダー4)は国内FX業者では使えないの?
MT4(メタトレーダー4)は主要な証券会社やFX会社では採用していません。
- FXトレード・フィナンシャル「FXTF」
- OANDA Japan
といった、外資系の証券会社(国内FX業者)のみが取り扱っているぐらいです。
国内FX業者がMT4(メタトレーダー4)を使わない理由
国内FX業者は呑み取引(相対取引・店頭取引)が主流だからです。
自社開発のトレードプラットフォームでブラックボックス化させておいた方が都合が良いのです。
呑み取引(相対取引・店頭取引)の場合は、投資家に負けてもらうことがFX業者の利益になるので、自社で操作できるトレードプラットフォームが望まれているのです。
そのため、開発コストがMT4(メタトレーダー4)導入の数十倍、数百倍になっても、かたくなに自社開発のトレードプラットフォームを作っているのです。
海外FXをするのならMT4(メタトレーダー4)を使っておけば間違えはない!
海外FX業者でも、MT4(メタトレーダー4)以外のトレードプラットフォームもあります。
- ECN口座専用のトレードプラットフォーム
- ソーシャルトレードのトレードプラットフォーム
- 自社開発のトレードプラットフォーム
・・・
などです。
FXの初心者、中級者であればMT4(メタトレーダー4)を使うのがおすすめです。
- 多くの情報があり
- 多くの「EA(エキスパート・アドバイザー)」「インディケーター」があり
- バージョンアップも頻繁に行われていて
- 海外FX業者の情報もMT4(メタトレーダー4)前提で作られていることが多い
からです。
MT4(メタトレーダー4)を使いこなして、自分なりのトレードスタイルが確立できた段階で
- よりスプレッドが安いECN口座専用のトレードプラットフォーム
- 他の投資家のトレードをコピーできるトレードプラットフォーム
など別のトレードプラットフォームを試してみれば良いのです。
MT4(メタトレーダー4)を使いこなせれば、自分で自動売買のプログラム「EA」を開発して、それを販売して収益化するという選択肢もあるのです。
まとめ
MT4(メタトレーダー4)は
世界中の投資家が日夜機能拡張をしているトレードプラットフォームです。
利用する方は世界中の投資家が開発した「EA(エキスパート・アドバイザー)」「インディケーター」が膨大な数あるため、多くの選択肢の中で最良のトレードをすることが可能になります。
MT4(メタトレーダー4)よりも、普及するトレードプラットフォームはもはや出てこないのではないかと思われるほど、圧倒的な人気と利便性を誇るトレードプラットフォームなのです。
海外FXをするのであれば、MT4(メタトレーダー4)を使いこなすことも大きなポイントになります。