FXトレードで利益を出している方の多くは、FXトレードノートをつけています。今回は、海外FXでも活躍するオンライン版のFXトレードノートの使い方を解説します。
FXトレードノートの必要性
- FXトレードノートをつけない → 負ける
というわけではありませんが
- FXトレードノートをつけない → 過去のデータが残らない
ことになります。
データがなければ、トレードを毎回自分の中の「記憶」と、そのときの「感情」、「運」でトレードをすることになり、よほど強運の持ち主でない限り、資産は尽きてしまいます。「強運」の持ち主で、負けなかったとしても、資産を安定的に増やしていくことはできないでしょう。
それだけ、「過去のトレードの記録(データ)を残しておく」という行為は重要なのです。
FXトレードノートをつけると勝てる理由
理由その1.エントリー根拠を常に書くため、無根拠のエントリーがなくなる!
FXトレードノートには、エントリーのたびに「エントリー根拠」を記載することになります。
「なぜ、このタイミングでエントリーしたか?」
です。
「エントリー根拠を都度、書く」ことを想定すれば
「本当にこのタイミングでエントリーして良いのだろうか?」
「もともと、設定しているトレード手法のエントリータイミングと言えるのだろうか?」
と自問自答をすることになります。
結果として
- 無駄なエントリー
- 根拠が薄いエントリー
- 感情に任せたエントリー
などが回避できるのです。
理由その2.負けた理由と勝った理由を検証することができる!
トレードには、当然ながら同じトレード手法でトレードをしたとしても
- 勝ち
- 負け
が発生します。
FXトレードノートを書くことで
「なぜ、勝ったのか?」
「なぜ、負けたのか?」
を考える時間ができます。
「勝った理由」「負けた理由」の積み重ねが、トレード手法の精度を高める材料となり、その結果として、自分なりの「オリジナルトレード手法」が構築されていくのです。
理由その3.適切な「損切」「利確」タイミングが見えてくる
トレードの結果をトレードノートに記載するときには、チャートを貼るので
「もう少し、損切を手前にしておけば良かった。」
「もう少し、利確を遅らせればもっと利益が取れたのに。」
ということが、日々繰り返されてデータとして、蓄積されていくことになります。
データが貯まれば貯まるほど
「適切な損切「ストップ注文」のラインはここだ。」
「このような状況なら利確はここまで引っ張れる。」
という適正値が定まって行きます。
結果として、「損失が小さくなり、利益が大きくなる」ため、一回のトレードの収益性が上がるのです。
理由その4.トレード手法ごとの損益でABテストができる
今回、紹介するFXトレードノートでは
- トレード手法Aのトレード成績
- トレード手法Bのトレード成績
- トレード手法Cのトレード成績
という形で、採用したトレード手法ごとに運用成績を分けることができます。
同じ回数のトレードを行った場合に
- トレード手法Aの1回のトレード損益:+10.5pips
- トレード手法Bの1回のトレード損益:+6.4pips
- トレード手法Cの1回のトレード損益:-2.3pips
となれば、
採用すべきトレード手法は「A」ということが判別できるのです。
理由その5.目標と予算組みで資産管理ができる
FXトレードでは
- 目標値
- 予算
というのが重要になります。
トレードで大負けしたからと言って、熱くなって、いつもの5倍、10倍のトレードをしてしまっては、すぐに投資資金が底を尽いてしまいます。
FXトレードノートであれば
- 現時点の目標達成率
- 現時点の予算消化率
を見ることができるので、当初設定したマネーマネジメントの戦略の中で、トレードをすることが可能になります。
理由その6.上記の検証を繰り返して、自分の勝ちパターンが生まれる
上記のような検証を繰り返すことで、一番損益が上がりやすい自分なりのトレード手法が出来上がってきます。
一つでも、勝ちパターンができれば、安定した収益が見込めるのです。
オンラインのFXトレードノートをすすめる理由
FXトレードノートは、「ノート」というぐらいですから、アナログのノートに記載するスタイルの方も少なくありません。
しかし、今回おすすめするのは「オンライン版のトレードノート」です。
なぜ、オンラインのFXトレードノートをおすすめするかというと・・・
- スマホでキャプチャしたチャートをそのまま添付できる
- 検索できるため、過去のトレードデータを引っ張りやすい
- トレード手法ごとに損益を管理・比較することができる
- 期間ごとに損益を管理・比較することができる
- トレード成績を計算する必要がない
- 文字を書くことよりも、文字を打つ方が早い
というものがあります。
アナログだからこそ、「書く」という行為で「考える」時間が与えられるんだ。
というメリットもあるかと思いますが、それ以上に
- ノートをつける時間が大幅に短縮できる
- トレードの分析がしやすい
メリットの方が大きいと筆者は考えます。
「オンライン版のトレードノート」をおすすめします。
おすすめする「オンライン版FXトレードノート」
機能
- トレード手法登録
- トレード登録
- 期間別レポート
- トレード別レポート
- レポートの対比表示
- 検索機能(注目、通貨ペア、フリーワード)
- 設定(資産、1ロットあたりの通貨数)
があります。
オンライン版トレードノートはこちら初期設定
- 資産額
- 1ロットあたりの通貨数(1000通貨、10,000通貨、100,000通貨)
- トレード中(未決済トレード)の色
- 勝ちトレードの色
- 負けトレードの色
- 分けトレードの色
の登録が可能です。
海外FXの場合は
- 一般的な口座 → 1ロット = 100,000通貨
- マイクロ口座・ミニマム口座 → 1ロット = 1,000通貨
国内FXの場合は
- 一般的な口座 → 1ロット = 10,000通貨
- ミニ口座 → 1ロット = 1,000通貨
ですので、利用する口座によって、1ロットあたりの通貨数を設定します。
トレード手法登録
トレード手法を設定し、トレード手法ごとに損益を管理することができます。
トレード手法の設定画面では
- タイトル
- テクニカル指標
- 時間足
- 通貨ペア
- エントリールール
- エントリー回避ルール
- 損切ルール
- 利確ルール
- その他の注意点
- 参考画像
を登録することができます。
トレード管理
トレードを登録して、検索、損益レポートに反映することができます。
エントリー情報
- 通貨ペア(必須)
- ロット数(必須)
- 採用したトレード手法(必須)
- 売買区分(必須)
- エントリー日時(必須)
- エントリー価格(必須)
- 利確目標
- 損切ライン
- エントリー根拠
- エントリー時の画面1
- エントリー時の画面2
- エントリー時の画面3
決済情報
- 決済日時(決済情報を入力するときは必須)
- 決済価格(決済情報を入力するときは必須)
- 損益(円)(決済情報を入力するときは必須)
- 損益(pips)
- 決済根拠
- 決済時の画面1
- 決済時の画面2
- 決済時の画面3
考察・レビュー
- タイトル
- 内容
を記載することができます。
グラフ表示
トレードから自動計算された損益推移を表示することが可能です。
- 期間ごとの対比
- トレード手法ごとの対比
が可能になります。
レポート表示
トレード手法のデータを統合して、損益を管理することができます。
- 資産総額
- 総損益
- 利益
- 平均利益
- 損失
- 平均損失
- 期待利益
- 総取引回数
- 総取引量
- 平均取引量
- 勝率
- 買いポジション(勝率)
- 売りポジション(勝率)
- 勝ちトレード
- 負けトレード
- 分けトレード
- 平均保有期間
無料ですので、ぜひ、一度試してみることをおすすめします。