海外FXでは口座開設の申込みフォームには「住所」を入力する欄が必ずあります。ほとんどの海外FX業者の場合、この口座開設の住所は、ローマ字で入力することになりますが、ローマ字入力と言っても、海外での住所の書き方と同じため、記入には一定のルールがあるのです。今回は海外FXでの英語での住所表記の方法について解説します。
海外FXでの英語での住所表記
1.住所の順番が逆になる
日本での住所表記
郵便番号 → 都道府県 → 市区 → 町名 → 地番 → マンション名(部屋番号)
例:〒169-0075 東京都 新宿区 高田馬場 1丁目1-1 ○○ビル201
となりますが、英語表記の場合まったく逆になるのです。
マンション名(部屋番号) → 地番 → 町名 → 市区 → 都道府県 → 郵便番号 → 国名
例:1-1-1 ○○ Bld.201, Takadanobaba, Shinjuku-ku, Tokyo, 169-0075, Japan
となります。海外の場合は、最後に「Japan」と書く必要があることを忘れないようにしましょう。日本に住んでいる場合には使わないため、意外と忘れがちですが海外FXでは口座開設の申込みフォームでは、国の選択は分離されているので問題ないでしょう。
2.郵便番号の表記
「〒169-0075」→「169-0075」
です。「〒」マークは必要ありません。
3.都道府県の表記
「千葉県」
Chiba
Chiba-ken
Chiba Pref.
※Pref.はPrefecture(県)の省略
とどれを採用しても構いません。日本人にわかりやすいのは「-ken」をつけるパターンですが
東京都 Tokyo
大阪府 Osaka
京都府 Kyoto
北海道 Hokkaid
など知名度の高い都道府県の場合は、後ろに何もつけないことが一般的です。
4.市区群の表記
「新宿区」
Shinjuku
Shinjuku-ku
Shinjuku Ward
とどれを採用しても構いません。
「市」City 「区」Ward 「群」County となります。
5.町村の表記
「山田町」
Yamada
Yamada-cho(または、machi)
Yamada Town
とどれを採用しても構いません。
6.マンション名と番号
「ヤマダマンション101号」
#111 Yamada
Yamada #111
となります。「マンション」部分は省略して構いません。「ビル」の場合は「Bld」などの省略語がつかわれます。
海外FXでの英語での電話番号表記
海外FXでは電話番号も同じように必ず記入する必要がありますが、電話番号も日本とは表記のルールが異なります。
日本の国番号は「81」と「+」を先頭につけて、市外局番の0を取ります。
日本語表記 03-0000-0000
英語表記 +81-3-0000-0000
日本語表記 047-0000-0000
英語表記 +81-47-0000-0000
日本語表記 090-0000-0000
英語表記 +81-90-0000-0000
まとめ
上記の英語での住所記載方法は、海外FXはもちろん、ネッテラーなどの国際決済サービスの利用時、海外でのネットショッピングをするとき、海外の友達と手紙でやりとりするときなど、どの時でも使えます。覚えておきましょう。