海外FX出金方法のまとめ

海外FX口座を開設したて入金した後にトレードをして出金するための方法について解説します。海外FXでは出金方法はそれなりに多くの方法が選択できるのです。

1.海外FX口座からクレジットカードに出金する

「えっ!クレジットカードに出金する機能なんてあったっけ?」

と思う方も多いと思います。クレジットカードというのは買い物やサービスで利用した金額を支払い、後日銀行口座から引き落とす機能を持ったカードなので、そのクレジットカードにお金を戻す、お金を貯めるという機能はないのです。

海外FX業者でできる出金というのは、あくまでも入金のキャンセル処理でしかないのです。

そのため、XMTrading(エックスエムトレーディング)のクレジットカード出金画面を見ると

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となっています。

キャンセル処理なので入金元のクレジットカードにしか出金はできないということなのです。

海外FXで出金依頼をした場合

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クレジットカード利用明細

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とマイナスの金額でショッピング利用明細に掲載されます。引き落とし日にクレジットカードに登録している銀行口座に入金されて、出金が完了することになります。本来、カード会社が用意している返品処理などに利用するキャンセル処理の仕組みなのですが、これを利用してクレジットカードで入金している入金額分は、キャンセル処理として出金が可能になるのです。

いつまでキャンセル処理ができるの?

通常クレジットカードを使うとカード会社によって違いはあるのですが、月末に締日が来るケースが多いです。入金をした月の締日までに出金指示をすればそもそも引き落としもされません。仮に締日を過ぎてしまって一旦銀行口座から引き落としがされたとしても、引き落としをした金額の範囲内であればキャンセル処理が行われれば、お金は返金されるのです。

このキャンセル処理ができなくなるのはカード会社によって違いはありますが1年間と考えられます。

また、当然キャンセル処理なので、クレジットカードで入金した金額以外の出金はできません。可能なのは入金額までの出金となります。

入金にクレジットカードを使った場合には出金はクレジットカードによる出金が優先されます。クレジットカードの出金額が入金額と同じになった後で他の出金方法が選択できるようになります。※クレジットカードの入金後にすぐに別の出金方法を利用して現金化をするなどの悪用を防ぐための処置です。

2.海外FX口座から海外送金で出金する

海外送金で出金をすることが可能です。

海外FXの出金方法で一番オーソドックスな方法と言えます。英語表記では「Bank Wire Transfer」となります。

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海外送金で出金するメリットは、クレジットカードによる出金と違っていくらでも基本的には出金は可能と言うことです。ただし、大きなデメリットは海外送金手数料が発生することです。銀行によっても海外送金手数料というのは異なりますが、2,500円~3,000円/回ぐらいの出費になってしまいます。

海外送金で出金する場合には、こまめに出金するのではなくある程度のまとまった金額になったタイミングで出金すると良いでしょう。

海外送金で出金時に必要な情報は

  • お名前(フルネーム):
  • 住所:
  • 銀行口座番号/IBAN:
  • 銀行名:
  • SWIFTコード:
  • 銀行所在地:
  • 支店名:
  • 支店コード:
  • 出金額 :

XMTrading(エックスエムトレーディング)の出金画面例

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があれば大抵の海外FX業者では出金が可能です。基本的に英語での記載が必要なのですが、銀行のウェブサイトには住所なども英語で記載しているページがあるのでそのまま記載すれば問題ありません。

注意したいのは

海外送金に必要なSWIFTコードがない銀行は海外送金での受取ができないということです。

メガバンクや地方銀行の場合にはSWIFTコードはありますが、例えば楽天銀行などのネットバンクの場合にはSWIFTコードを持っていないので受け取り銀行口座には指定できないのです。

SWIFTコード一覧

ちなみに入金のときに登場した国内銀行口座への入金というものがありましたが、今のところ出金で国内銀行からの出金に対応している海外FX業者はありません。

3.海外FX口座からネッテラー(国際オンライン口座)へ出金する

ネッテラー(NETELLER)というのは世界的に利用できるオンラインの銀行口座です。日本でメジャーなのはPaypalなのですが、海外FXでよく利用されるのはネッテラー(NETELLER)なのです。

海外FX口座 → ネッテラー口座への出金

ということになります。

ネッテラー口座から海外FX口座へ出金するメリットは

  • 手数料が無料であること
  • 出金が反映されるまでのスピードが海外送金と比較して早いこと
  • ネッテラーのアカウントIDと認証コードだけで簡単に出金ができること

という点です。

ただし、ネッテラー口座から日本国内の銀行へ出金するときには手数料が発生します。ただし、その手数料も10ユーロ程度なので海外送金で出金するときよりも低コストで出金できるのです。また、複数の海外FX業者を使い分けるときの資産運用にもネッテラー口座は活躍します。出し入れが手数料無料なので、ネッテラー口座で資金管理をしている間は手数料無料で複数の海外FX口座の資金を細かく出し入れができるのです。

ネッテラー口座開設はこちら

XMTrading(エックスエムトレーディング)のネッテラー出金画面

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ネッテラー以外の国際オンライン口座からの出金も可能ですが、海外FX業者ごとに入金出金に利用できる国際オンライン口座は違うので注意が必要です。日本人であれば、使いやすくてセキュリティもしっかりしているネッテラーがおすすめです。

4.デビットカード・プリペイドカードで日本国内ATMから引き出す

海外FX業者の中には海外FX口座と直結したデビットカード(プリペイドカード)を発行しているところがあります。

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デビットカード(プリペイドカード)は、キャッシュカードとクレジットカードの機能を併せ持った決済用カードのことです。

海外FX業者のデビットカード(プリペイドカード)の特徴

  • 「VISA」「MasterCard」加盟店でショッピング利用できる
  • 支払で利用した金額はリアルタイムで海外FX口座から引き落とされる
  • 日本国内のATMでも海外FX口座から出金ができる
  • カード維持手数料、出金手数料などが発生する

というものです。

日本国内のATMで出金(引き出し)ということだけを考えれば

  • MasterCardブランドの場合「Cirrus」
  • VISAブランドの場合「PLUS」

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のマークがあるATMであれば、海外FX業者のデビットカードを使って海外FX口座からお金を引き出すことができるのです。

日本の「Cirrus」「PLUS」加盟ATM

  • セブン銀行ATM(セブンイレブン・イトーヨーカドー・そごう・西武)
  • ゆうちょ銀行ATM(郵便局・主要空港)
  • イオン銀行ATMの一部(イオン・ミニストップ)
  • 新生銀行ATMの一部

つまり、お近くのセブンイレブンのセブン銀行ATMで24時間365日、海外FX口座から日本円で引き出すことができるということです。

ただし、手数料が発生します。

例:「AXIORY プリペイドカード」の手数料例

手数料項目 金額 (単位:USドル)
カード発行手数料 18.50
月額利用料 1.95
カードへの入金手数料 4.50(20,000以上の資金移動は手数料無料)
ショッピング利用手数料 0.35
ATM引き出し手数料 3.45
ATM照会手数料 0.55

メリット

  • 手軽にお近くのコンビニで海外送金手数料よりは安い手数料で出金が可能であること

デメリット

  • 色々な手数料が発生すること
  • 発行していない海外FX業者も多いこと

詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

海外FX口座の資金がセブンイレブンのATMで引き出せる!?デビットカード(プリペイドカード)を徹底解説

まとめ

大きく分けると海外FXへの出金方法は

  1. クレジットカードによる出金(キャンセル処理扱い。入金額まで)
  2. 海外送金による出金
  3. 国際オンライン口座への出金
  4. デビットカード・プリペイドカードで日本国内ATMから引き出す

という4種類の方法があります。状況に応じて使い分ける必要がありますが、一番コストをかけずに出金できるのはネッテラー口座への出金です。

入金例に紹介しているXMTrading(エックスエムトレーディング)はこちら

 

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