- 「最低入金額の低い海外FX口座はどこですか?」
- 「最低取引量の低い海外FX口座はどこですか?」
- 「最低入金額・最低取引量で海外FX口座を比較するときは何に注目すれば良いでしょうか?」
最低入金額、最低取引量は、投資家の資金に直結するため、資金が少ない投資家にとっては海外FXをする上で重要なポイントとなります。今回は、海外FX口座の最低入金額・最低取引量を比較しました。「取引ハードルの低いおすすめ海外FX口座はどこか?」解説します。
海外FX口座の最低入金額・最低取引量とは?
海外FX口座の最低入金額とは?
海外FXの口座ごとに設定された、口座開設のための入金しなければならない金額の最低額のこと
を言います。海外FX業者単位ではなく、海外FX口座単位で定められています。
例:XMTradingの最低入金額


- マイクロ口座:5ドル(約500円)
- スタンダード口座:5ドル(約500円)
- ゼロ口座:100ドル(約1万円)
となっています。
マイクロ口座、スタンダード口座であれば、5ドル相当額(500円)以上を入金すれば、トレードが可能になります。
傾向として
- 初心者向けの口座(マイクロ口座、ビギナー口座) → 最低入金額が低い
- 中級者向けの口座(スタンダード口座、ライブ口座、クラシック口座) → 最低入金額が普通
- 上級者向けの口座(プロ口座、VIP口座、エリート口座) → 最低入金額が高い
という分類になっていることが多いです。
また、
- STP口座 → 最低入金額が低い
- ECN口座 → 最低入金額が高い
- スプレッドが広めの口座(ボーナス口座) → 最低入金額が低い
- スプレッドが狭いの口座(スプレッドゼロ口座、ロー口座) → 最低入金額が高い
という傾向があります。
海外FX口座の最低取引量とは?
海外FXの口座ごとに設定された、ポジション保有時で一番小さい単位の取引量のこと
を言います。海外FX業者単位ではなく、海外FX口座単位で定められています。
最低取引量 = 契約規模 × トレードプラットフォームの最小取引サイズ
例:XMTradingの最低取引量


- マイクロ口座(MT4) = (契約規模:1ロット=1,000通貨) × 0.01ロット = 10通貨
- マイクロ口座(MT5) = (契約規模:1ロット=1,000通貨) × 0.1ロット = 100通貨
- スタンダード口座(MT4・MT5) = (契約規模:1ロット=100,000通貨) × 0.01ロット = 1,000通貨
- XMゼロ口座(MT4・MT5) = (契約規模:1ロット=100,000通貨) × 0.01ロット = 1,000通貨
海外FX業者の一般的な設定は
- MT4・MT5の最小取引サイズ:0.01ロットから取引可能
- 契約規模:1ロット=100,000通貨(10万通貨)
ですので
- 契約規模:1ロット=100,000通貨 × 0.01ロット = 1,000通貨
が海外FX業者の一般的な最低取引量となっています。
日本の国内FX業者の一般的な設定は
- トレードプラットフォームの最小取引サイズ:1ロットから取引可能
- 契約規模:1ロット=10,000通貨(1万通貨・1枚)
ですので
- 契約規模:1ロット=10,000通貨 × 1ロット = 10,000通貨
となります。
国内FXの場合は「1枚(1万通貨)」という表現をして、海外FXの場合は「1ロット(10万通貨)」という表現をします。
これだけ見ると国内FX業者の方が最低取引量が低いイメージがありますが、海外FX業者が採用するMT4・MT5(メタトレーダー)は、0.01ロットからトレードができるのが一般的ですので最低取引量が1,000通貨からとなります。
実際にトレードする時は、国内FX業者よりも海外FX業者の方が最低取引量は低く設定されるものなのです。
「最低取引量は、トレードにどういう影響をするの?」
「最低取引量:1,000通貨」ということは
例えば、海外FX業者で、1万円の資金で米ドル/円(1ドル=100円)の買いポジションを持つ場合
- 最低取引量:1,000通貨 = 1,000ドル(10万円)
- 1万円の証拠金で10倍の10万円の売買をする(レバレッジ:10倍)
ということを意味しています。
これが最低取引量:10,000通貨の場合
- 最低取引量:10,000通貨 = 10,000ドル(100万円)
- 1万円の証拠金で100倍の100万円の売買をする(レバレッジ:100倍)
ということを意味しています。
- 国内FX業者の場合は、最低取引量:10,000通貨で、かつ最大レバレッジが25倍ですので、1万円の資金で10,000通貨のポジションは持てないことになってしまいます。
- 海外FX業者の場合は、最低取引量:1,000通貨で、かつ最大レバレッジが400倍以上ですので、1万円の資金で10,000通貨のポジションは持てるのです。
最低取引量が低ければ低いほど、自己資金が少なくても、トレードが可能になります。
- FX初心者の方
- FXトレードの勝ちパターンが見いだせていない方
- 主婦や学生が少額資金で楽しみたい方
などは、できるだけ最低取引量が低い海外FX業者を利用して、少額のトレードを楽しむべきなのです。
海外FX口座の最低入金額・最低取引量比較のポイント
ポイントその1.取引ハードルの低さで選ぶのであれば最低入金額・最低取引量ともに低い海外FX口座がおすすめ
例えば
XMTradingマイクロ口座(MT4)の場合
- 最低入金額:5ドル(500円)
- 最低取引量:1ロット=1,000通貨 × 0.01ロット = 10通貨
- レバレッジ:最大1,000倍
FBSマイクロ口座(MT4)の場合

- 最低入金額:5ドル(500円)
- 最低取引量:1ロット=100,000通貨 × 0.01ロット = 1,000通貨
- レバレッジ:最大3,000倍
となります。
最低入金額は、どちらも5ドル(500円)で同じですのが、XMTradingは10通貨、FBSは1,000通貨という違いがあります。FBSで5ドル(500円)入金して、最低取引量の1,000通貨のポジションを持つことはできますが、ギリギリですので、少しでも、予想と反対に動いたら、ロスカットされてしまいます。XMTradingの10通貨であれば、5ドルあれば十分余裕を持ってトレードすることができるのです。
最低入金額が低くても、最低取引量が大きいとその資金だけではトレードできないのですから、意味がないのです。
最低入金額で持つことができるポジション数
米ドル/円:1ドル=100円の場合
XMTradingマイクロ口座(MT4)
- 最低入金額:5ドル(500円) × レバレッジ:最大1,000倍 / 10通貨 = 444ポジション
FBSマイクロ口座(MT4)の場合
- 最低入金額:5ドル(500円) × レバレッジ:最大3,000倍 / 1,000通貨 = 15ポジション
取引ハードルの低さで海外FX口座を選ぶ場合は、最低入金額・最低取引量ともに低い海外FX口座を選ぶ必要があります。
ポイントその2.レバレッジが大きい海外FX業者の方が持つことができるポジション量は確保できる
最低入金額で持つことができるポジション量というのは、レバレッジによって左右されます。
最低入金額で持つことができるポジション量
米ドル/円:1ドル=100円の場合
- 自己資金:1,000円(10ドル) × レバレッジ:最大25倍(国内FX業者) / 1,000通貨 = ポジションを持てない
- 自己資金:1,000円(10ドル) × レバレッジ:最大200倍 / 1,000通貨 = 2マイクロロット
- 自己資金:1,000円(10ドル) × レバレッジ:最大500倍 / 1,000通貨 = 5マイクロロット
- 自己資金:1,000円(10ドル) × レバレッジ:最大1,000倍 / 1,000通貨 = 10マイクロロット
同じ自己資金額でも、トレード回数を確保して、練習しながらトレードスキルを伸ばしたいと考えている方は、最大レバレッジが大きい海外FX業者をおすすめします。最大レバレッジが大きい海外FX業者の方が、最低取引量で多くのポジションを持つことができる分、経験値が積めるからです。
ポイントその3.練習で使うのであれば口座開設ボーナスがある海外FX業者がおすすめ
練習で使うのであれば、口座開設ボーナスを提供している海外FX業者をおすすめします。
口座開設ボーナスのボーナス額は3,000円~5,000円程度ですが
- 口座開設だけで1円も入金しないでトレードできる
- 儲けた利益は出金できる
ため、最低入金額が低い口座に資金を投入しなくても、十分にトレードが可能になります。
例:XMTrading


- 口座開設ボーナス:3,000円
- 選択可能な口座:マイクロ口座
- レバレッジ:最大1,000倍
最低入金額で持つことができるポジション数
米ドル/円:1ドル=100円の場合
- ボーナス:3,000円(30ドル) × レバレッジ:最大1,000倍 / 10通貨 = 2,664ポジション
- ボーナス:3,000円(30ドル) × レバレッジ:最大1,000倍 / 1000通貨 = 26ポジション
ですから、口座開設ボーナスだけでも十分なトレード回数を確保できるのです。
海外FXの口座開設ボーナスまとめはこちら
ポイントその4.1万円程度の資金があるのであれば、初心者向けの口座よりも、スタンダード口座の方がおすすめ
自己資金がいくらあるかにもよりますが、1万円程度自己資金があれば、十分なトレードが可能です。
一般的な海外FX業者の場合
- 自己資金:10,000円
- 米ドル/円:1ドル=100円
- レバレッジ:最大500倍
持つことができるポジション数 = 自己資金:10,000円(100ドル) × レバレッジ:最大500倍 / 1,000通貨 = 50ポジション
1万円もあれば、十分にトレードの練習になる取引回数が確保できるのです。
なぜ、スタンダード口座をおすすめするかというと
- 初心者向けの口座(マイクロ口座、ビギナー口座) → スプレッドが広い
- 中級者向けの口座(スタンダード口座、ライブ口座、クラシック口座) → スプレッドが普通
- 上級者向けの口座(プロ口座、VIP口座、エリート口座) → スプレッドが狭い
という傾向があるからです。
最低入金額、最低取引量が低い初心者向けの口座の場合は、スプレッドが広いため、より勝ちにくくなってしまうのです。
1万円以上の資金があるのであれば、とくに初心者向けの口座ではなく、中級者向けの口座を作る方がスプレッドが狭いので勝ちやすいのです。
最低入金額・最低取引量が低いおすすめ海外FX口座

1位.XMTrading/マイクロ口座
最低入金額・最低取引量で比較するポイント
比較項目 | 内容 |
---|---|
口座 | マイクロ口座 |
最低入金額 | 5ドル(500円) |
最低取引量 | 10通貨(MT4:0.01ロット × 1ロット=1,000通貨) |
口座開設ボーナス | 3,000円 |
最大レバレッジ | 1,000倍 |

2位.IS6FX/マイクロ口座
最低入金額・最低取引量で比較するポイント
比較項目 | 内容 |
---|---|
口座 | マイクロ口座 |
最低入金額 | 1ドル(100円) |
最低取引量 | 50通貨(0.05ロット × 1ロット=1,000通貨) |
口座開設ボーナス | 5,000円 |
最大レバレッジ | 1,000倍 |

3位.GEMFOREX/オールインワン口座
最低入金額・最低取引量で比較するポイント
比較項目 | 内容 |
---|---|
口座 | オールインワン口座 |
最低入金額 | 1ドル(100円) |
最低取引量 | 1,000通貨(0.01ロット × 1ロット=100,000通貨) |
口座開設ボーナス | 10,000円~20,000円 |
最大レバレッジ | 1,000倍 |

4位.FBS/セント口座
最低入金額・最低取引量で比較するポイント
比較項目 | 内容 |
---|---|
口座 | セント口座 |
最低入金額 | 1ドル(100円) |
最低取引量 | 1,000通貨(0.01ロット × 1ロット=100,000通貨) |
口座開設ボーナス | 100ドル(約10,000円) |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
スプレッドが狭くて、ある程度最低入金額・最低取引量が低いおすすめ海外FX口座

1位.TitanFX/Zeroスタンダード口座
最低入金額・最低取引量で比較するポイント
比較項目 | 内容 |
---|---|
口座 | Zeroスタンダード口座 |
最低入金額 | 200ドル(20,000円) |
最低取引量 | 1,000通貨(0.01ロット × 1ロット=100,000通貨) |
口座開設ボーナス | なし |
最大レバレッジ | 500倍 |

2位.AXIORY/スタンダード口座
最低入金額・最低取引量で比較するポイント
比較項目 | 内容 |
---|---|
口座 | スタンダード口座/MT4 |
最低入金額 | 200ドル(20,000円) |
最低取引量 | 1,000通貨(0.01ロット × 1ロット=100,000通貨) |
口座開設ボーナス | なし |
最大レバレッジ | 400倍 |

3位.LAND-FX/LPボーナス口座
最低入金額・最低取引量で比較するポイント
比較項目 | 内容 |
---|---|
口座 | ゼロ口座 |
最低入金額 | 100ドル(10,000円) |
最低取引量 | 1,000通貨(0.01ロット × 1ロット=100,000通貨) |
口座開設ボーナス | なし |
最大レバレッジ | 500倍 |

4位.XMTrading/ゼロ口座
最低入金額・最低取引量で比較するポイント
比較項目 | 内容 |
---|---|
口座 | ゼロ口座 |
最低入金額 | 100ドル(10,000円) |
最低取引量 | 1,000通貨(0.01ロット × 1ロット=100,000通貨) |
口座開設ボーナス | 3,000円 |
最大レバレッジ | 500倍 |
まとめ
- 資金が少ない投資家
- 初心者の投資家
にとっては、最低入金額が低くて、最低取引量が小さい海外FX業者の方が何度もトレードができるため、トレードスキルを伸ばす、練習の意味合いでは、最低入金額・最低取引量が低い海外FX業者がおすすめです。
ただし、口座開設ボーナスがあれば、自己資金を投入しなくても、十分なトレード回数が確保できるため、口座開設ボーナスがある海外FX業者を選ぶと良いでしょう。