海外FX業者の日本語対応比較。日本人スタッフが日本語で安全に対応し、日本のFX業者と変わりなく利用できるおすすめ海外FX業者は?

  • 「海外FX業者で一番日本語対応力が高い業者はどこなの?」
  • 「海外FX業者を日本語対応で比較する際の注意点は?」
  • 「日本のFX業者と同じように利用できる海外FX業者はありますか?」

はじめて「海外FXを試してみよう」という海外FX初心者の方にとっては「日本語対応」というのは、海外FX業者を選ぶうえで重要なポイントとなります。日本語対応力の高い海外FX業者を選べば、英語ができない方でも、日本国内のFX業者を使うようにトレードをすることが可能です。今回は、海外FX業者の日本語対応を徹底的に比較するとともに「日本語対応を重視するのであれば、どこをポイントに比較するべきか?」についても解説しています。

海外FX業者の日本語対応の現状

海外FX業者と一言で言っても、日本人が利用するとすれば

  • 日本市場へ展開している海外FX業者
  • 日本市場へ展開していない海外FX業者

に大別されます。

日本市場へ展開している海外FX業者

日本の金融庁は、世界各国の金融監督庁に「日本人向けにサービス提供するな!」と圧力をかけているため、日本人向けにサービス提供する海外FX業者というのは

金融庁の圧力が届かないマイナーな国に日本人向けにサービスする子会社を設立しています。また、表向きは、日本人投資家向けにサービス提供しているのではなく、全世界向けに投資家を集めているという形をとっています。

以前は

  • ASIC(オーストラリア証券投資委員会)
  • CySEC(キプロス証券取引委員会)
  • 英国FCA

など、比較的規模の大きい国の金融監督庁に登録して、金融ライセンスを持っている海外FX業者が多かったのですが

年々、各国の金融監督庁の締め付けが厳しくなり

  • セーシェル
  • バヌアツ共和国
  • バミューダ諸島
  • イギリス領ヴァージン諸島

などのマイナーな国に子会社を作り、その会社で日本人向けにサービス提供をしなければならなくなっているのです。

当然、日本人向けにわざわざ子会社を作って、サービス提供するぐらいですから

本社がある現地(キプロス、オーストラリア、香港、シンガポール)の日本人スタッフを雇用し、規模が大きければ複数名の日本人スタッフで日本人投資家対応チームを作り、日本語のウェブサイトで、日本人向けにサービス提供しているのです。

  • サポート対応:日本人
  • スタッフ人数:複数名の日本人対応
  • サポート時間:平日24時間(休日などは日本の休日に合わせる)
  • ウェブサイト:日本語
  • 取引ツール:MT4・MT5(日本語)
  • 取引口座:日本円口座

日本人が売上の大部分に貢献していることを理解している海外FX業者は、わざわざ日本人向けに子会社を作って、日本人投資家向けにサービス提供しています。そのため、日本語対応も、ほぼ完ぺきに対応しており、利用する日本人投資家にとっては、日本国内のFX業者と同じような使い勝手でFXトレードができるのです。

日本市場へ展開していない海外FX業者

日本市場へのサービス提供は、本社の金融ライセンスを持つ金融監督庁からの圧力で撤退を余儀なくされるケースも少なくありません。また、将来日本法人を作って、日本の金融庁のライセンスを持って、正式に日本市場に参入したい海外FX業者は、経営方針として、日本市場への展開を考えていないこともあります。

この場合、「日本人スタッフはいない」「日本語対応はできない」(英語のウェブサイトで、英語のサポートでも、口座開設を依頼してきた日本人には対応する)という形になるのです。

日本人投資家がはじめて海外FXをするのであれば「日本市場へ展開している海外FX業者」を選ぶことで、ほぼ日本語対応が完璧な海外FX業者を利用することができます。

よほど英語に堪能でない限りは「日本市場への展開していない海外FX業者(英語のみ、日本人スタッフ不在の海外FX業者)」は、避けた方が良いでしょう。

海外FX業者を日本語対応で比較するポイント

ポイントその1.ウェブサイトの日本語対応ができている海外FX業者を選ぶ

まずは、「海外FX業者のウェブサイトが日本語対応しているかどうか?」が重要になります。

ウェブサイトの日本語対応にも段階があります。

  • 完全に英語のウェブサイト
  • 英語のウェブサイトだが、マイページのみ日本語対応
  • 日本語のウェブサイト、利用規約・アナリストレポートなどは英語
  • 完全に日本語のウェブサイト

です。

  • 利用規約(利用規約、ポリシー、ボーナスの利用規約)
  • 教育系コンテンツ(経済ニュース、アナリストレポート)

は、高度なビジネス英語が使われていることも多く、法的な知識も必要になるため、少人数の日本人スタッフだと、翻訳に手が回らずに後回しにされることが多いのです。

利用規約は英語になっていても、知りたい内容を日本人サポートに言えば、概要を要約して教えてもらえるため

  • 日本語のウェブサイト、利用規約・アナリストレポートなどは英語
  • 完全に日本語のウェブサイト

の海外FX業者を選ぶと良いでしょう。

教育コンテンツが英語の場合は、google翻訳などである程度の内容を理解するしか方法はありません。

ポイントその2.日本人スタッフの数が多い海外FX業者を選ぶ

日本人スタッフの数が日本語対応には大きな影響を与えます。

日本人スタッフの数が1名の海外FX業者の場合

  • ウェブサイトの翻訳に手が回らない
  • 平日24時間サポートと言っても、その日本人スタッフの担当がいないときは、英語で他の外国人スタッフが対応する
  • 1名体制だと他の投資家の対応に回ってしまえば、回答が遅くなる
  • その日本人スタッフが辞めてしまうと、日本語対応できる人がいなくなる。(また、その影響で 海外FX業者が日本市場から撤退する可能性が出てくる)

など、多くの問題を抱えてしまいます。

筆者も、知り合いの日本語サポートに電話したはずが、いきなり「Hello」と外国人が電話に出て困った経験を何度かしています。

また、「日本語が話せる外国人スタッフ」と「日本人スタッフ」にも、大きな違いがあります。

海外FX業者の本社の近くに現地在住の日本人が少ない場合には、日本人スタッフの雇用が難しく、日本語が話せる外国人スタッフが日本担当になるケースがあります。

日本語が話せる外国人スタッフの場合

  • 細かい日本語のやり取りができない
  • コミュニケーションに時間がかかる
  • おもてなしやサービスの精神が少なく、無責任な方が多い

ため、日本語が話せない外国人スタッフよりは多少マシという程度と考えておきましょう。

あくまでも、「日本人スタッフ」が在籍している海外FX業者を選ぶ必要があります。

どうやって日本人スタッフの人数をチェックすれば良いの?

  • 日本人サポートへ頻繁にコミュニケーションを取って、サポート担当が何名いるか確認する
  • 日本人サポートとコミュニケーションが多くなったタイミングで、それとなく聞く
  • 日本に来た時に打ち合わせをする
  • スタッフ紹介ページなどで確認する(掲載されていることは少ない)

などの方法があります。

  • 「日本人何人ぐらいでやってるんですか?」

と、それとなく聞けば、多くの場合は普通に答えてくれます。

日本人スタッフの人数は、最低でも2名以上、日本人スタッフの人数は多ければ多いほど、日本語対応のレベルが高い海外FX業者と言えます。

ポイントその3.MT4・MT5(メタトレーダー)を採用している海外FX業者を選ぶ

海外FX業者の9割方は、MT4・MT5(メタトレーダー)を利用することができます。

MT4・MT5(メタトレーダー)であれば

  • 日本語対応は完璧
  • ウェブには日本語の情報も豊富
  • 日本人が開発したインジケーターやEAなども大量にある

ので、日本人でも、情報に困らずにトレードプラットフォームを活用することができます。

MT4・MT5(メタトレーダー)以外のトレードプラットフォームしか選べない場合は

  • 日本語対応が不完全
  • 日本語の情報が少ない

というケースも多いので、あらかじめ確認した上で利用することをおすすめします。

ポイントその4.多くの日本人投資家が利用している海外FX業者を選ぶ

結局、多くの日本人投資家が利用していれば、サポートは一人では手が回りませんし、複数名の日本人スタッフの雇用が必要になります。

当然、多くの日本人投資家が利用していれば、それだけ収益も大きいことを意味するので、日本語対応に大きなコストを掛けられるのです。

多くの日本人投資家が利用している海外FX業者は、日本人スタッフの人数も多く確保しており、日本語対応、日本人向けのコンテンツや情報提供も、徹底している海外FX業者が多いです。

利用する日本人投資家が多ければ、その海外FX業者に関する情報も、twitterや掲示板などで多く出回ります。情報が多ければ、ネガティブな情報も迅速にキャッチすることができるため、安全性が高いのです。

ポイントその5.日本人向けのサービス歴の長い海外FX業者を選ぶ

海外FX業者にとっては

日本人向けのサービス提供は

  • 「FXトレードをする投資家には、日本人投資家の割合が多く、魅力的な市場であり、大きな売上が見込める」

反面

  • 「別会社を設立したり、日本人スタッフを雇用したり、本社の金融監督庁に睨まれるなどのデメリットも多い」

というメリットデメリットの大きい経営的な問題になります。

そのため、日本人向けのサービスに参入して間もない海外FX業者というのは、1年、2年で撤退してしまうことも少なくないのです。撤退されてしまうと、また、別の海外FX業者を探さなければならないため、手間も大きいのです。

日本人向けのサービス歴の長い海外FX業者は、撤退の可能性が低く、日本人対応のノウハウや人材も抱えているため、安定した日本語対応が期待できるのです。

日本人向けのサービス歴の長い海外FX業者を選ぶ必要があります。

日本語対応でおすすめの海外FX業者

1位.XMTrading

日本語対応の比較ポイント

比較項目内容
ウェブサイトの日本語対応9割は日本語対応済み、利用規約などは英語
日本人サポートの人数10名以上
MT4・MT5(メタトレーダー)MT4・MT5が利用可能
利用している日本人投資家50万人以上
日本人向けのサービス歴の長さ10年以上

XMTrading
未入金口座開設ボーナス継続13,000円

XMTrading
入金ボーナス継続100%

LAND-FX
利息ボーナス継続年率2.5%利息

FBS
入金ボーナス継続100%

HFMarkets
利息ボーナス継続年最大36%、月最大3%の利息

IronFX
トレードコンテスト2023/2/281位15万円

IronFX
入金ボーナス継続20%
公式サイトはこちら

日本語対応でおすすめのポイント

XMTradingは、日本人投資家がもっとも利用している海外FX業者です。サービス提供歴は10年以上と長く、筆者の日本人担当者は「絶対に日本人市場から撤退しません。」と断言していました。

利用者数は、50万人以上と多くいるため、当然、日本人サポートも、10名以上いないと対応が回らないのです。また、本社は、キプロスですので現地在住の日本人も多く、雇用しやすい環境にあります。

ウェブサイトの日本語対応も

  • 個人情報保護方針 → 日本語
  • クッキーに関する方針 → 日本語
  • リスク開示 → 英語
  • 契約条件 → 英語
  • ボーナス利用規約 → 英語
  • デイリーマーケット分析ビデオ → 日本語
  • FXウェビナー → 日本語
  • プラットフォームチュートリアル → 日本語
  • 無料FXシグナル → 日本語

と、規約関連以外は、ほぼ日本語で教育コンテンツも提供されています。

MT4・MT5も利用できるため、規約面で気になればサポートに聞く形を取れば、ほぼ日本のFX業者を利用するのと変わらない形で、FXトレードをすることができます。

日本語対応では、圧倒的におすすめできる海外FX業者と言えます。

2位.GEMFOREX

日本語対応の比較ポイント

比較項目内容
ウェブサイトの日本語対応完全に日本語対応済
日本人サポートの人数複数名
MT4・MT5(メタトレーダー)MT4・MT5が利用可能
利用している日本人投資家34万人超
日本人向けのサービス歴の長さ10年以上

日本語対応でおすすめのポイント

GEMFOREXは、日本人向けのサービス提供歴が10年以上と長い海外FX業者です。34万人超の日本人投資家が利用しています。

現在は、金融ライセンスを取得するなど、信頼性の向上にも努めている海外FX業者です。

ウェブサイトの日本語対応は

  • プライバシーポリシー → 日本語
  • アンチマネーロンダリングポリシー → 日本語
  • 利用規約 → 日本語
  • ガイドライン → 日本語
  • 特商法に基づく表記 → 日本語
  • IB利用規約 → 日本語
  • シグナルプロバイダー利用規約 → 日本語
  • FAQ → 日本語
  • FXコラム → 日本語

と、完全な日本語対応ができています。

経営陣が日本人であるため、他の海外FX業者よりも、日本語対応の徹底ぶりは高く、日本人が読んでも、全く違和感のない日本語でウェブサイトは作られています。

日本人スタッフも、複数名在籍し、MT4・MT5が利用可能ですので、日本人が利用するのに全く不便さを感じない海外FX業者となっています。

3位.AXIORY

日本語対応の比較ポイント

比較項目内容
ウェブサイトの日本語対応9割は日本語対応済み、利用規約などは英語
日本人サポートの人数複数名
MT4・MT5(メタトレーダー)MT4・MT5が利用可能
利用している日本人投資家
日本人向けのサービス歴の長さ10年以上

XMTrading
全顧客口座開設/入金不要出金不可/利益のみ出金可

XMTrading
全顧客500ドルの入金まで出金不可/利益のみ出金可

LAND-FX
預金申請者最大5万ドルまで出金可

FBS
全顧客制限なし出金可/(ロット数×3倍)のボーナス(ドル)まで。クッション機能なし

HFMarkets
全顧客月5ロット以上の取引出金可

IronFX
5万円以上の入金収益率上位10位以内出金可

IronFX
全顧客最大2,000ドルの入金まで出金不可/利益のみ出金可
公式サイトはこちら

日本語対応でおすすめのポイント

AXIORYは、日本人向けのサービス提供歴が10年以上と長い海外FX業者です。

日本人投資家の利用者数は不明ですが、前述したXMTradingやGEMFOREXと比較すると「スプレッドが狭い」「約定力が高い」というメリットがあるため、中級者以上の日本人投資家に人気がある海外FX業者です。

ウェブサイトの日本語対応は

  • 規約条件 → 英語
  • リスクについて → 英語
  • リスク警告 → 英語
  • プライバシーポリシー → 英語
  • アンチマネーロンダリングポリシー → 英語
  • コーポレートニュース → 日本語
  • マーケットニュース → 日本語

と、規約系は英語ですが、それ以外は日本語対応ができています。

AXIORYの最大のメリットは「国内銀行送金での入金・出金が可能」という点です。

他の海外FX業者の場合は、手数料の高い海外送金や国際決済サービスを利用して、海外FX口座からの入金・出金を行いますが、AXIORYは、国内銀行送金(振込手数料)だけで、日本の銀行口座に直接出金が可能となっています。

日本語対応のレベルは、前述した2社よりも劣りますが、「スプレッドが狭い」「約定力が高い」「国内銀行送金での入金出金が可能」というメリットを重視する方におすすめできる海外FX業者となっています。

4位.TitanFX

日本語対応の比較ポイント

比較項目内容
ウェブサイトの日本語対応9割は日本語対応済み、利用規約などは英語
日本人サポートの人数複数名
MT4・MT5(メタトレーダー)MT4・MT5が利用可能
利用している日本人投資家
日本人向けのサービス歴の長さ10年以上

日本語対応でおすすめのポイント

TitanFXは、日本人向けのサービス提供歴が10年以上と長い海外FX業者です。

日本人投資家の利用者数は不明ですが、前述したXMTradingやGEMFOREXと比較すると「スプレッドが狭い」「約定力が高い」というメリットがあるため、中級者以上の日本人投資家に人気がある海外FX業者です。

ウェブサイトの日本語対応は

  • 規約条件 → 英語
  • リスクについて → 英語
  • リスク警告 → 英語
  • プライバシーポリシー → 英語
  • アンチマネーロンダリングポリシー → 英語
  • コーポレートニュース → 日本語
  • マーケットニュース → 日本語

と、規約系は英語ですが、それ以外は日本語対応ができています。

TitanFXの最大のメリットは「海外FX業者で1位、2位を争うスプレッドの狭さ、トレードコストの安さ」です。

また、本社はオーストラリアにあるため、現地在住の日本人スタッフも多く、優秀な日本人スタッフが対応してくれるメリットがあります。

日本語対応のレベルは、前述した2社よりも劣りますが、「スプレッドの狭さ」「優秀な日本人スタッフの対応力」がある、日本語対応でもおすすめできる海外FX業者となっています。

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