- 「海外FX業者を選ぶときは何をポイントに選べば良いでしょうか?」
- 「海外FX比較のポイントを教えてください。」
海外FX業者を選ぶ際に、どのポイントを重視して比較検討すればよいのでしょうか?今回は、海外FX業者選びで「比較すべきポイント」について丁寧に解説します。
【最重要】海外FX業者選びで比較すべきポイント
比較ポイント1.海外FX業者の信頼性で比較する
第一の選択肢は「海外FX業者の信頼性」です。
海外FX業者は、日本の金融庁に登録をしていないので、何かあっても、金融庁は消費者を守ってくれません。
だからこそ、怪しい海外FX業者を使ってしまうと・・・
- 出金拒否
- 口座凍結
- 倒産(返金なし)
などの無用なトラブルに遭遇してしまうリスクがあるのです。
これを避けるためには、信頼性の高い海外FX業者を選ぶ必要があります。
海外FX業者の信頼性を評価するポイント
- 日本人向けのサービスの提供歴:長い方が有利(目安:5人以上)
- 利用している投資家の人数(口座数):多い方が有利(目安:10万人以上)
- 日本人向けのサービス提供会社の金融ライセンス:金融監督庁がある国でライセンス取得が有利
- グループ会社の金融ライセンス:FCA、CySEC、ASICなど主要な金融ライセンスがあると有利
- 資産保全状況:信託保全を導入している方が有利
- 日本人スタッフの人数:多い方が有利(目安:5人以上)
上記のポイントを抑えることで、ある程度海外FX業者の信頼性を推し量ることができます。
すべてをクリアしている海外FX業者は少ないものの、上記のポイントのうち半分ぐらいはクリアしている海外FX業者を選びましょう。
比較ポイント2.トレードコスト(スプレッド・取引手数料)で比較する
海外FX業者は
レバレッジが大きい代わりに、スプレッドが広めに設定されている
という特徴があります。
「呑み取引」を採用しているスプレッドがかなり狭い国内FX業者と比較すると、海外FX業者のトレードコスト(スプレッド・取引手数料)が高くなってしまうことは致し方ないことなのですが、
だからこそ、トレードコスト(スプレッド・取引手数料)の安い海外FX業者を選ぶべきなのです。
トレードコスト(スプレッド・取引手数料)の安さは、収益性に大きく関与します。
海外FX業者のトレードコスト(スプレッド・取引手数料)を評価するポイント
- 平均値で比較する(海外FXでは変動スプレッドが一般的なので、その瞬間のスプレッドの比較は意味がない)
- 取引手数料は、スプレッド換算(1ドル=0.1pips)し、スプレッドと取引手数料を合算し比較する
- 海外FX業者が自社で公開しているスプレッドよりも、第三者が同環境で測定したスプレッドが信頼性が高い
とくに海外FX業者自身が公開している平均スプレッドというのは、何を基準に測定したものなのかはかかれていません。だとすれば、第三者が同環境で複数の海外FX業者を測定したスプレッドで比較する方が信頼性が高いのです。
海外FXスプレッド比較はこちら
比較ポイント3.約定力・約定スピードで比較する
トレードコスト(スプレッド・取引手数料)がどれだけ安く設定されていても、約定力が低いせいで、スリッページが頻繁に発生してしまうのであれば、投資家にとっては、損失が大きい海外FX業者ということになります。
とくに為替相場が急変動しているときに約定力が低い海外FX業者だと、利確も、損切もできず、価格が落ち着くのを待つしか手立てがなくなってしまいます。
スリッページの発生
- スベった分は投資家の損失
- トレード戦略の仮説が崩れてしまう
- 急激な為替変動時に手を加えてみているしかなくなる
ためです。
約定力の高い・約定スピードの速い海外FX業者を選ぶべきなのです。
海外FX業者の約定力・約定スピードを評価するポイント
- 約定スピードの平均値で比較する
- 海外FX業者が自社で公開している約定力を比較する
- 海外FX業者が自社で公開している約定スピードよりも、第三者が同環境で測定した約定スピードが信頼性が高い
とくに海外FX業者自身が公開している約定スピードというのは、何を基準に測定したものなのかはかかれていません。だとすれば、第三者が同環境で複数の海外FX業者を測定した約定スピードで比較する方が信頼性が高いのです。
海外FXの約定スピード比較はこちら
【人によって重要】海外FX業者選びで比較すべきポイント
比較ポイント4.(初心者は)日本語対応で比較する
「海外FXをはじめてやってみよう」という初心者の方にとっては、日本語対応は重要な要素となってきます。
- 口座開設
- 入金
- 出金
- トレードプラットフォームの使い方
- トレードプラットフォームのダウンロード
- マイページの使いかあ
など、はじめてだとわからない、上手くできないことが少なくないのです。とくに海外FX業者は、日本の国内FX業者ほどサービスが徹底されていないので、何の説明もなく、一部のサービスが利用ができなくなっていることも日常茶飯事です。
このような時に重要になるのは「日本語対応」「日本人スタッフのサポート」です。
日本人であれば、懇切丁寧に責任感を持って説明してくれるからです。
同じ日本語でサポートできても、日本人スタッフと、日本語ができる外国人スタッフでは、サービスのレベルが異なるのです。
海外FX業者の日本語対応を評価するポイント
- 日本人スタッフが複数人いるか?(1人だと不在の時に外国人が対応する)
- ウェブサイトが日本語対応しているか?(ボーナスの規約や、入出金画面など細かいところの日本語対応もチェック)
- MT4/MT5(メタトレーダー)を利用できるか?(MT4/MT5は日本語対応されているため)
- チャット問い合わせに対応しているか?(チャットの場合、外国人が出てもgoogle翻訳などで電話よりはコミュニケーションが取れるため)
比較ポイント5.(自動売買派は)コピートレード、EA配布で比較する
トレードスタイルが自動売買の投資家の場合は
- MT4/MT5のEAを使って自動売買をする
- コピートレードプラットフォームで自動売買をする
大きく2つの自動売買を採用しているはずです。
海外FX業者には
- MT4/MT5のEAを無料で配布している海外FX業者
- コピートレードプラットフォームが利用できる海外FX業者
があります。
自動売買を基本戦略としている投資家の方は、MT4/MT5のEAを無料で配布している海外FX業者もしくはコピートレードプラットフォームが利用できる海外FX業者を選ぶべきです。
MT4/MT5のEAを無料で配布している海外FX業者
口座の種類 | オールインワン口座/STP | ガチゼロ口座/STP |
取引手数料 (片道) | 無料 | 無料 |
最小スプレッド 米ドル/円 | 1.20 | 0.00 |
平均スプレッド 米ドル/円 | 1.20 | 0.00 |
最大レバレッジ | 1000倍 | 1000倍 |
最低取引通貨 | 1,000通貨 | 100,000通貨 |
最低入金額 | 100円相当 | 5000円相当 |
コピートレードプラットフォームが利用できる海外FX業者
口座の種類 | セント口座/STP | プレミアム口座/STP | PRO口座/STP | ゼロ口座/STP | HFCOPY口座/STP |
取引手数料 (片道) | 無料 | 無料 | 無料 | 3ドル | 無料 |
最小スプレッド 米ドル/円 | 1.20 | 1.20 | 1.20 | 0.00 | 1.00 |
平均スプレッド 米ドル/円 | 2.20 | 2.20 | 0.10 | 1.70 | |
最大レバレッジ | 2000倍 | 2000倍 | 2000倍 | 2000倍 | 400倍 |
最低取引通貨 | 100通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 10,000通貨 |
最低入金額 | 0円 | 0円 | 1万円相当 | 0円 | 5万円相当 |
口座の種類 | セント口座/STP | マイクロ口座/STP | スタンダード口座/STP |
取引手数料 (片道) | 無料 | 無料 | 無料 |
最小スプレッド 米ドル/円 | 2.00 | 3.00 | 1.00 |
平均スプレッド 米ドル/円 | 2.00 | 3.00 | 2.00 |
最大レバレッジ | 1000倍 | 3000倍 | 3000倍 |
最低取引通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 |
最低入金額 | 100円相当 | 500円相当 | 1万円相当 |
口座の種類 | クラシック口座/STP | プロ口座/STP | VIP口座/STP |
取引手数料 (片道) | 無料 | 3.5ドル | 1.5ドル |
最小スプレッド 米ドル/円 | 1.40 | 0.00 | 0.00 |
平均スプレッド 米ドル/円 | 2.00 | 0.70 | 0.70 |
最大レバレッジ | 3000倍 | 3000倍 | 3000倍 |
最低取引通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 |
最低入金額 | 5千円相当 | 2万円相当 | 200万円相当 |
比較ポイント6.(ボーナス活用派は)入金ボーナスで比較する
海外FXを利用する投資家には「ボーナスを活用してトレードするトレードスタイル」を採用している方がいます。
ボーナスにも、いろいろな種類がありますが、もっとも、収益につながるのは「入金ボーナス」です。
入金ボーナスとは
入金ボーナスがある海外FX業者に入金すると、入金額に対して○%のボーナスが加算されて、ボーナス分資金が増えた状態でトレードできるもの
を言います。
入金ボーナスの特徴としては
- 入金額に対して20%~100%のボーナス
- 出金できない証拠金としてのみ利用できるものが多い(ボーナス証拠金でトレードして得た利益分は出金可能)
- 一部の海外FX業者では、一定のトレード量をクリアすると出金できる
というものがあります。
海外FX業者の入金ボーナスを評価するポイント
- 入金ボーナスの付与率
- 入金ボーナスの対象となる入金額の上限
- 入金ボーナスの出金可否
入金ボーナスの手厚い海外FX業者
口座の種類 | マイクロ口座/STP | スタンダード口座/STP | ゼロ口座/ECN |
取引手数料 (片道) | 無料 | 無料 | 5ドル |
最小スプレッド 米ドル/円 | 1.50 | 1.50 | 0.00 |
平均スプレッド 米ドル/円 | 1.60 | 1.60 | 0.10 |
最大レバレッジ | 1000倍(~2万ドル) 200倍(2万ドル~) 100倍(10万ドル~) | 1000倍(~2万ドル) 200倍(2万ドル~) 100倍(10万ドル~) | 500倍(~2万ドル) 200倍(2万ドル~) 100倍(10万ドル~) |
最低取引通貨 | 10通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 |
最低入金額 | 500円相当 | 500円相当 | 500円相当 |
口座の種類 | オールインワン口座/STP | ガチゼロ口座/STP |
取引手数料 (片道) | 無料 | 無料 |
最小スプレッド 米ドル/円 | 1.20 | 0.00 |
平均スプレッド 米ドル/円 | 1.20 | 0.00 |
最大レバレッジ | 1000倍 | 1000倍 |
最低取引通貨 | 1,000通貨 | 100,000通貨 |
最低入金額 | 100円相当 | 5000円相当 |
口座の種類 | Standard口座/STP | Prime口座/STP | ECN口座/ECN |
取引手数料 (片道) | 無料 | 無料 | 3ドル |
最小スプレッド 米ドル/円 | 0.90 | 0.50 | 0.00 |
平均スプレッド 米ドル/円 | 1.30 | 0.90 | 0.40 |
最大レバレッジ | 無制限(~999ドル) | 無制限(~999ドル) | 1000倍 |
最低取引通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 10,000通貨 |
最低入金額 | 1000円相当 | 3万円相当 | 10万円相当 |
口座の種類 | セント口座/STP | プレミアム口座/STP | PRO口座/STP | ゼロ口座/STP | HFCOPY口座/STP |
取引手数料 (片道) | 無料 | 無料 | 無料 | 3ドル | 無料 |
最小スプレッド 米ドル/円 | 1.20 | 1.20 | 1.20 | 0.00 | 1.00 |
平均スプレッド 米ドル/円 | 2.20 | 2.20 | 0.10 | 1.70 | |
最大レバレッジ | 2000倍 | 2000倍 | 2000倍 | 2000倍 | 400倍 |
最低取引通貨 | 100通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 10,000通貨 |
最低入金額 | 0円 | 0円 | 1万円相当 | 0円 | 5万円相当 |
口座の種類 | セント口座/STP | マイクロ口座/STP | スタンダード口座/STP |
取引手数料 (片道) | 無料 | 無料 | 無料 |
最小スプレッド 米ドル/円 | 2.00 | 3.00 | 1.00 |
平均スプレッド 米ドル/円 | 2.00 | 3.00 | 2.00 |
最大レバレッジ | 1000倍 | 3000倍 | 3000倍 |
最低取引通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 |
最低入金額 | 100円相当 | 500円相当 | 1万円相当 |
比較ポイント7.(上級者は)取引ツールで比較する
ある程度のトレード経験のある上級者の場合は、取引ツールも重要な比較ポイントとなります。
海外FX業者は、多くの場合、MT4/MT5(メタトレーダー)を採用していますが、MT4/MT5を強化できるツールを提供している海外FX業者もあるのです。
例:AXIORY
- オートチャーティスト

自動的にチャートパターンを読み取って、為替レートの推移を予想してくれるツール
- ストライク インジケータ

膨大な量のヒストリカルデータを分析できる数学的モデルを利用して、トレンド発生を表示してくれるツール
- fxSimulator

過去の履歴データにさかのぼりながら、トレード手法のテストができるシミュレーションツール
- 通貨インデックス
- 日本時間表示インジケータ
- 板情報表示インジケータ
海外FX業者の取引ツールを使うことで、機関投資家に近い分析ができるようになり、より精度の高いトレードが可能になるのです。上級者必見のツールと言っていいでしょう。
取引ツールが充実している海外FX業者
口座の種類 | スタンダード口座/MT4/STP | ナノ口座/MT4/ECN | スタンダード口座/cTrader/STP | ナノ口座/cTrader/ECN | テラ口座/MT5/ECN |
取引手数料 (片道) | 無料 | 3ドル | 無料 | 3ドル | 3ドル |
最小スプレッド 米ドル/円 | 1.10 | 0.10 | 1.10 | 0.10 | 0.10 |
平均スプレッド 米ドル/円 | 1.60 | 0.60 | 1.60 | 0.60 | |
最大レバレッジ | 400倍(~10万ドル) 300倍(~20万ドル) 200倍(20万ドル~) | 400倍(~10万ドル) 300倍(~20万ドル) 200倍(20万ドル~) | 400倍(~10万ドル) 300倍(~20万ドル) 200倍(20万ドル~) | 400倍(~10万ドル) 300倍(~20万ドル) 200倍(20万ドル~) | 400倍(~10万ドル) 300倍(~20万ドル) 200倍(20万ドル~) |
最低取引通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 |
最低入金額 | 2万円相当 | 2万円相当 | 2万円相当 | 2万円相当 | 2万円相当 |
口座の種類 | セント口座/STP | プレミアム口座/STP | PRO口座/STP | ゼロ口座/STP | HFCOPY口座/STP |
取引手数料 (片道) | 無料 | 無料 | 無料 | 3ドル | 無料 |
最小スプレッド 米ドル/円 | 1.20 | 1.20 | 1.20 | 0.00 | 1.00 |
平均スプレッド 米ドル/円 | 2.20 | 2.20 | 0.10 | 1.70 | |
最大レバレッジ | 2000倍 | 2000倍 | 2000倍 | 2000倍 | 400倍 |
最低取引通貨 | 100通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 10,000通貨 |
最低入金額 | 0円 | 0円 | 1万円相当 | 0円 | 5万円相当 |
比較ポイント8.口座の最低入金額・最低取引量で比較する
海外FX業者は、複数の口座を提供していることが多いのですが、口座ごとに最低入金額、最低取引量が決まってきます。
マイクロ口座、ミニマム口座、ビギナー口座
- 最低入金額:100円~10,000円
- 最低取引量:10ロット~1,000ロット
- スプレッド:広い
- レバレッジ:高い
スタンダード口座、ライブ口座、レギュラー口座
- 最低入金額:10,000円
- 最低取引量:1,000ロット
- スプレッド:普通
- レバレッジ:普通
プロ口座、VIP口座、エキスパート口座
- 最低入金額:50,000円~1,000,000円
- 最低取引量:10,000ロット~100,000ロット
- スプレッド:狭い
- レバレッジ:低い
と、口座のランクによって、入金しなければならない金額、または最低取引量が変わってくるのです。
- マイクロ口座、ミニマム口座、ビギナー口座 → 初心者、少額資金での投資家
- スタンダード口座、ライブ口座、レギュラー口座 → 平均的な投資家
- プロ口座、VIP口座、エキスパート口座 → 上級者、大口投資家
投資家の資金力、トレードスキルによって、選ぶべき口座は変わってくるのです。
海外FX業者を比較するときには、海外FX口座も比較しなければならないのです。
【重要でない】海外FX業者選びで比較すべきでないポイント
逆に、海外FX業者を比較するときに「比較すべきでない」ポイントもあります。
比較すべきでないポイント9.レバレッジで比較しない
海外FXは、レバレッジが大きいことが最大の売りです。
- 国内FX業者の最大レバレッジ:最大25倍
- 海外FX業者の最大レバレッジ:最大400倍~無制限
となっています。
国内FX業者と比較すれば、海外FX業者のレバレッジが大きいことで
- 同じ資金でも、多くのポジションを持てる
- 同じ資金でも、ロスカットまでの猶予が長い、資金をギリギリまで使える
というメリットがあるのです。
しかし、海外FX業者同士のレバレッジを比較しても
- 海外FX業者A社の最大レバレッジ:400倍
- 海外FX業者B社の最大レバレッジ:500倍
- 海外FX業者C社の最大レバレッジ:1,000倍
10万円入金して、1ドル=100円の1万通貨のポジションを持った時の損失許容額(ロスカットレベル20%)
- 海外FX業者A社の最大レバレッジ:400倍 99,500円
- 海外FX業者B社の最大レバレッジ:500倍 99,600円
- 海外FX業者C社の最大レバレッジ:1,000倍 99,800円
400倍でも、500倍、1,000倍でも、大きな差はないのです。
FXトレードをする上では、200倍以上あれば、レバレッジは十分と考えて良いでしょう。レバレッジが大きすぎると、それはそれで、すぐに資金がなくなってしまうリスクでもあるのです。
海外FX業者であれば、どの業者でも、200倍以上のレバレッジ設定になっています。
つまり、海外FX業者をレバレッジで比較する必要性はないのです。
比較すべきでないポイント10.出金方法で比較しない
海外FX業者の場合は、出金方法は
- 海外銀行送金による出金
- 国内銀行送金(振込)による出金
- クレジットカード・デビットカードによる出金
- 国際決済サービス(bitwallet、STICPAY)による出金
- 仮想通貨による出金
が選べます。
多くの海外FX業者では
- 海外銀行送金による出金
- クレジットカード・デビットカードによる出金
は、出金方法として用意されています。
クレジットカード・デビットカードで入金した場合、入金額までは、クレジットカード・デビットカードによる出金によって、手数料0円で出金できます。
利益分に関しては「海外銀行送金による出金」「国際決済サービス(bitwallet、STICPAY)による出金」が大きな選択肢になります。
- 海外銀行送金による出金手数料:1回3,000円
- 国際決済サービス(bitwallet)による出金手数料:1回824円
国際決済サービス(bitwallet、STICPAY)による出金の方が、1,000円程度の手数料負担で済むため、お得なのですが、海外銀行送金による出金でも、大きな差はなく、利益が出ている状態での出金になるため、このぐらいは許容範囲と考えるべきです。
そうなると、出金方法で海外FX業者を比較する必要性はなく、その他の比較項目(稼ぎやすさ)を重視すべきなのです。
まとめ
海外FX業者を比較するときに重視すべきポイントは
- 比較ポイント1.海外FX業者の信頼性で比較する
- 比較ポイント2.トレードコスト(スプレッド・取引手数料)で比較する
- 比較ポイント3.約定力・約定スピードで比較する
- 比較ポイント4.(初心者は)日本語対応で比較する
- 比較ポイント5.(自動売買派は)コピートレード、EA配布で比較する
- 比較ポイント6.(ボーナス活用派は)入金ボーナスで比較する
- 比較ポイント7.(上級者は)取引ツールで比較する
- 比較ポイント8.口座の最低入金額・最低取引量で比較する
海外FX業者を比較するとくに重視すべきでないポイントは
- 比較すべきでないポイント9.レバレッジで比較しない
- 比較すべきでないポイント10.出金方法で比較しない
があります。
海外FX業者は、100社程度あるので、正しい比較ポイントで比較する必要があります。